裏フューチャースケープを聴いて「大喜」に潜入

エフ横の裏フューチャースケープというポットキャストを

聴いてたら、思わず吹き出して

電車の中で奇妙な人扱いされてしまった

おもしろい話があったの。

番組のスタッフが横浜の中華街にあるお店に

スープを買いにいったら、独特のおばちゃんがいて

じわじわとトーク攻めにあい、３０分くらいからまれた後

やっとのことでスープを手に入れてスタジオに戻り

パーソナリティの小山薫堂に食べさせた。

そしたらあの食通で有名な薫堂さんが「うまい！」と

絶賛してるじゃないの。

「セロリがきいていて野菜のだしの味がして、体が

うまいって言ってる」なんて言うもんだから気になっちゃって

銀座のベルばら展にいくつもりが、その日はなぜか

横浜行きの京浜東北線に乗り換えちゃったのよ〜！！

もうひとつ気になったのが、ごぼう茶。

「私がいれるごぼう茶が日本一うまい」とおばちゃんが豪語

していたようで、最近ごぼう茶に強い関心を持っていた

私は、是が非でもその日本一うまいごぼう茶が飲みたい！と

いう衝動が抑えきれなかった。

なんでそんなにごぼう茶が気になってたかっていうと、あれよ

“２０歳若く見える医師　南雲吉則先生”の本を読了したばっかりだったから！

ナグモ的にはごぼう茶を飲むと体のさびがとれて

若返り率も高くなるとか！

でも、ごぼう茶ってマズそう！！とおよび腰だったから

「うまいごぼう茶」と聞くと、興味ひかれちゃった訳。

あと、ラルクのハイドもごぼう茶にハマってるらしいじゃない？？

ハイドのあのアンドロイドぶりもパないから

ごぼう茶ってきっと相当きくんじゃねーの？？と

ごぼうへの思念は募るばかり。

そこでiphoneの地図みながら、まんまと店まで到着。

外観からして入るのに勇気がいるサイキックなムード

なんだけど、あらかじめこのブログなどでも予習してたから

思い切って入ったわ。したら、レビュー通り客は私のみの閑古鳥状態！

そしてBGMレスの無音地帯。

かなりの緊張感の中、おずおずとテーブルにこしかけると

シャンソンの歌手のようなスナックのママのような

レトロさを感じる妙齢のおばちゃんがメニューを持ってやってきた。

この人がじわじわ系おばちゃんか〜！

と、思いつつメニューを眺めていると６種類くらいあるスープメニューを

全部、紹介しだした！

淡々と読み上げていた中、ふと最後に

「まあ、最強なのは体質改善スープです」と

さらっと「最強」なるキーワードを投げてきた〜！！

もちろん、言われなくても薫堂さんが絶賛してたそのスープを

いただきにきたのよ、はるばる電車に１時間乗ってね！！

という心の声をよそに

「あ、じゃあ、それください。それとごぼう茶を」

と、しら〜っと答えて、まんまラジオと一緒のチョイスで

オーダーを投げ返した。

ぼ〜っと待ってると、メニューに

「レモン麺」なるものを見つけた。

「レモン麺」って何？しかも９月末までの限定！

き・きになるー！！

そうしてるうちに運ばれてきたのが「体質改善スープ（ハーフ）」

具だくさん！

さあ、お味は？と食べてみたら体にやさしい野菜の

だしがじんわり広がる、ポトフのような感じ。

セロリはがっちり歯ごたえがあって、キャベツはトロトロ

その上に厚切りベーコンがのっていて

結構、ボリューミー。フランスパンについてきた

緑色のバターがおいしかったので思わずおばちゃんに

「これ、なんのバターですか？」

と、聞いたら

「オリーブからとったバターなんです・・・高いんですけどねっ！」

と、どや顔で言い放ち厨房に消えていったわ。

値段、聞いてないけどー？！

まあ、でもパンもそうだし食材もそうだけど

厳選したいいもの使ってるって感じはヒシヒシ伝わってくる。

しかし、ここ、採算とれてるのかしら。。。

デザートはヘルシーに小松菜のムースのようなもの。

こちらも真緑の見た目とうらはらにフルーツ味がきいていて

とても美味だったわ。

最後に念願のごぼう茶きたー！

味はというと、飲んでるときは普通のお茶っぽいけど

後味にあのごぼうの泥臭いアクのようなものが

残って、おいしいか？と聞かれたら

別にあえてもう一度飲みたいってほどでもないかも。

確実に２０歳若返るなら、飲んでもいいけどね！

おばちゃんは確かに雰囲気があって

厨房の中では、でっかい釜でスープを煮込んでるんじゃないか

というイメージを想起させてくれたけど、味は普通に

ヘルシーでおいしかったから、また行きたいわ！