人見知りの心理を人見知りの人から聞いたところによると
友人たちの飲み会に必ず彼女を連れてくる人がいる。
しかしその彼女の声を聞いたことがある人は1人もいない。
なぜならば、彼女は超人見知りだからである。
周りの友人たちが気を遣って彼女に話題を振ると、彼女は彼氏にそっと耳打ちをする。
そして彼氏の方から彼女の意見を発表することになる。
彼氏が彼女の通訳のように。
こんな調子だからその彼女の声を聞いたことがある人がいないのよ。
それですごい不思議になって、
「なぜ彼女はその飲み会に参加するのかな?
そんなに人見知りならば、飲み会に参加すること自体が苦痛なんじゃ?」
と話してると、1人の自称人見知りがこう言った。
「私はわかるな。なぜならば仲間はずれが嫌だから」
なるほどー!
「でも、周りの人が気を遣ってくれて、会話も盛り上がらない中で気まずい雰囲気なのによく耐えられるね」
と私が聞くと、まず人見知りの人は周りの人の心理まで考える余裕が無いとのこと。
周りが気を使って話題をふってくるなんて想像もできないそう。
そんな風な心理構造になってるとは、こちらも想像できんかった!
実際に人見知りの視点から意見を聞くと、なんとなく理解できたわー!
そして最後にこう締めくくったわ。
「それだけ誰とも打ち解けない人見知りだったら、浮気の心配がないから彼氏は嬉しいんじゃない?」
それなら、ずっと2人っきりで楽しんでちょーだい!!
そう言いたかったけど大人の私はスパークリングワインと一緒にその言葉を飲み込んだわ。
でもそれって1人の心打ち解けた人にはめっちゃ依存してるってことよね。
お互い共依存関係で満足してるならいいけど、私みたいに依存されたくないタイプだと、むしろ心開かれない方が楽だわ〜。