ばあちゃんへ
大のおばあちゃん子なアタシ。
アタシは母親と仲が悪くてよく喧嘩してたんだけど
そんなときに必ず味方してくれたのは、ばあちゃん。
いつまでもお小遣いをくれたりごはん作ってくれたり
お世話になった数は枚挙にいとまがない!
遠くの実家に住んでいるばあちゃんも92歳になって
最近、認知症がでてきたらしい。
それで徘徊しちゃって転んで入院してたんだけど
実家では介護ができないってことで
来週から老人ホームにいくことに〜〜!!!
家で死にたいと言ってたばあちゃん。
そんな望みも叶えてあげられそうにない無力な自分。
うえ〜ん!!!!
そんな訳でお盆に帰省する予定はなかったのだけど
慌てて帰りました。
ぐったりと小さくなったばあちゃんは
口数も少なくなり生気がなくなってる様子。
たまに幻視?が見えるらしく、「誰かきてる」とか
口走るものの普通に受け答えできる風。
アタシが誰であるかは、分かってるのかさだかじゃ
ないかんじだけど。
今日は一緒に寝ようってことで夜中にいろいろ
話をしたわ。
「ばあちゃんの面倒、私もみるからね」というと
急に正気になって
「ばあちゃんを看なくてええよ。
●●(アタシの名前)は、自由にしたらええ。」
と言われてほんとに泣きそうになったーーーーー!!
(ばあちゃんのいないとこで号泣したが)
たまらず
「でも、ばあちゃんには世話になったからね」
って言ったら
「そんな世話しとらんよ」と笑ってくれた。
ああ〜どうやったら老人ホームでも
ばあちゃんが心穏やかに幸せになれるのか。
おむつ生活になっちゃて、生きる希望も無くしてる風
だからなんとか
「生きてくれてるだけで価値がある」と
アタシや周りが思ってることを伝えたいわ。
アタシのこと忘れてもいいから
羞恥心や屈辱感のない世界にいって
のびのびと余生を過ごしてもらいたいです。