パタリロ師匠の落語入門
パタリロ師匠の落語入門という本をブックファーストで見つけました!
私は小学生のころ、パタリロの大ファンでして
漫画も50何巻くらいまでは買いそろえていました。
最近はすっかりパタリロのことも忘れていたのですが「パタリロ×落語」というこのコラボ本にズキュンとやられ、さっそくレジへ。
読んでみると、落語の基礎的と、落語の噺を応用したパタリロの漫画が交互にでてきておもしろい!!
と、同時になぞがとけたのですが、私がなぜか落語に妙に惹かれるのは小さい頃からパタリロ師匠によって刷り込まれていたからなのね・・・・
巻末の対談は、著者の魔夜先生と落語家のわか馬の落語への愛があふれています。
それと魔夜先生の仕事への姿勢も素晴らしい!
ネームを書かないで、いきなり紙に漫画を描きだすそうですがこれは
「常に新しいもの、これは絶対に描いたことがない」
というものを描くための行動だとか。
これを読んで思い出したのがタモリ。
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笑福亭鶴瓶はかつて、タモリに「なんで人の笑いを邪魔するのか」と尋ねたことがある。
これに対し、
「お前やさんまは笑いを取りに行こうとする。
それが当たり前になると帯番組はマンネリになる。
だから一番山のところで叩く。
そうすれば何かを考えるだろう。
それがマンネリ解消になる」
と答えた。鶴瓶はその予定調和を嫌う態度こそがタモリがトップに君臨する理由と見抜き、「テレビの師匠」として仰いでいると語った
(週刊文春2007年8月30日号)。
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やっぱり一線で活躍し続けられる人っていうのは安住しないのですね。
尊敬!!!!